古代核戦争説
2015/05/03
一般的に人類の文明はメソポタミア、インダス、黄河、エジプト文明の四大文明に起源を求めるのが歴史学上普通である。
しかし、一説にはこの四大文明のいずれをも遥かに凌ぐ超文明とも言われる高度な文明が存在したと言われている。
この第五の文明の滅びた原因こそが古代核戦争説として語られている物である。
核(核兵器)といえば、原子核の核反応時に放出される爆発的な高エネルギーを破壊に用いた大量破壊兵器であり、日本人の我々には広島、長崎の原爆として広く認知されている。
核兵器は1930年代頃から開発され始めたと言われており、その開発から100年近く経った現在でも驚異的な兵器であることに変わりはない。
この核兵器が有史以前、四大文明最古と言われるメソポタミア文明でも紀元前9000年ごろであるのでそれ以前に開発され実用されていたとしたら、この文明がいかに高度な技術を持っていたのかということが分かるだろう。
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現代に残るインダス文明の遺跡として有名なモヘンジョダロがあるが、この遺跡にはこの古代核戦争説の物証となるものがいくつか見つかったという。
モヘンジョダロは整然と区画整理された計画都市跡が特徴的な遺跡であるが、その壁面からは通常の50倍もの放射能が検出され、高温で溶かされたような痕跡がいくつも発見されたという。
またモヘンジョダロから見つかった46体もの白骨遺体には手をつなぎながら死亡した不自然なものが見つかった。
これは核兵器によって一瞬にして死を迎え、手を取り合って死んだのではないかと言われている。
このほかに創世記やラーマーヤナなどの歴史書にも同年代に核戦争を思わせる描写をする記述があり、一部の学者はこの記述は広島の原爆の体験談と非常に酷似しているとし注目された。
この時代に仮に核戦争が起きたとするならば当然原子炉が必要になるが、現代でも作ることが難しいこの原子炉を当時の技術で作れたというのであろうか。
アフリカには実際に相当昔のものと思われる原子炉が発見され一時注目を集めたが、その後の調査によって自然にできた非常に珍しい、いわゆる天然原子炉であったことが分かった。
物証に乏しく正統な歴史からはかけ離れた理論であるので考古学会などではまともに取り扱われていないようだが、いずれにしても核戦争は人類を滅ぼす恐れのあることは間違いないだろう。
その時代に現代ほどの文明をもっていたとしたら、それが本当に核戦争によるものであったとしたら、人間は核戦争を繰り返し自ら滅びそしてまた生まれると考えると、核の脅威が囁かれる現代に生きる我々にとっては非常に恐ろしい事ではないだろうか。
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