世界の行ってはいけない危ない場所
2016/09/24
世界には様々な理由で『行ってはいけない場所』というのが存在する。
我々は地球上に生き、地球上で生活している。
場所は違えどこの同じ空間でそういった場所が存在するというのは不思議な感じもするし、なにより興味をそそられはしないだろうか。
ここではそんな世界中の決して立ち入ってはいけない危険な場所をジャンル別にセグメント化して取り上げる。
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自然環境的に危ない場所
カメルーンにあるニオス湖は致死性の高濃度の二酸化炭素を噴出しつづけ、その周辺一帯は人が近寄れない危険地帯になっている。
1986年に起きたニオス湖からの二酸化炭素ガス噴出現象から現在まで危ない状態は続いており、この災害発生当時はおよそ1700人もの人が命を落とした。
また現在でも周囲の家畜は命を落とすことが頻繁にあるそうだ。
軍事的に立ち入りを禁止されている場所
ロシアのカリーニングラード州は重要な軍需産業の中心地であり、特別区に指定されており、一般人の立ち入り禁止はおろか地図にさえ記されていない隠匿された都市である。
このような地図上その存在すらも消されてしまった場所は世界にも多く存在し、その背景には各国独自の時代背景が関係しているようだ。
本サイト内の記事でも更に詳しく書いた記事(地図上に存在しない都市)があるのでそちらを参照。
治安的な意味で危ない場所
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日本に住んでいる我々にとっては当たり前のことでも海外では違う。
日本は世界的に見てもかなり治安の良い国で、ニュースなどで殺人事件や痛ましい事件が発生はしているもののその頻度などは世界で治安が悪いと言われている場所とは比べ物にならない。
南アフリカ ヨハネスブルグ中央部
現在戦争中の国を除いての治安の悪さは世界的に見てもワースト3に入ると言われている場所。
赤信号で車を止めた瞬間に強盗集団に取り囲まれ銃を向けられるという。
その治安の悪さから、地元警察が正式に『赤信号では止まらないこと』という通達を出すほど。
また道に面した商店などはシャッターではなく鉄格子や有刺鉄線が張られ物々しい雰囲気になっている。
ヨハネスブルグのポンテシティアパート
こちらも南アフリカ。
ヨハネスブルクにある超高層マンション『ポンテシティアパート』はアフリカにある住宅の中では最高の高さを誇り、かつては白人富裕層の富の象徴ともされ栄えていたが現在の治安の悪さは世界最悪レベル。
1日の殺人事件発生件数は80件以上であり、そのうち20名もの観光客が命を落とすと言われている。
地元ではその治安の悪さは『生存時間15秒』とも例えられ、マンション周辺はギャングの割合が非常に高く一般観光客は絶対に寄り付いてはいけない。
コロンビア
コロンビアは政府や行政が指定した特定危険地区などはない。
しかし、犯罪件数は世界指折りであり国土全体が危険地区と言った状態になっている。
1日に殺人事件は70件以上、24分ごとに車が盗まれている。
コロンビアで殺人事件などに巻き込まれ亡くなった人の遺体の数は1年間に平均8,600体にのぼると言われている。
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