怪事件・フィラデルフィア計画とテレポーテーション
2015/07/09
今なお解明されぬ瞬間移動・テレポーテーション
瞬間移動やテレポーテーションと言ったものは、昔から超常現象の類として良く語られ、また良く注目されてきた。
そして現在でも科学的に瞬間移動やテレポーテーションが可能であるとは証明されておらず、謎多きテーマである。
超常現象否定派の人たちの中にはこの瞬間移動やテレポーテーションといったものは科学的にあり得ないと言う人もいる。
しかし、世界中では瞬間移動やテレポーテーションと取れる不思議な現象、事件が多数報告されているのもまた事実なのである。
怪事件=フィラデルフィア計画の謎
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フィラデルフィア計画は物理学者として有名な二コラ・テスラによって創設されたとされるレインボープロジェクトの一環として行われたものである。
二コラ・テスラはご存知の方も多いであろう磁束密度の単位として使われるあのテスラに名前を残すことからも分かる通り、電磁気学の分野で多大なる功績を遺した人物であり、テスラコイルを作ったことでも有名だ。
1943年に行われたこのフィラデルフィア計画の目的は、当時まっただ中であった第二次世界大戦の為のステルス実験として計画されたものだった。
この時代のレーダーは船が船体から出す特徴的な磁気に反応するといったものであったため、テスラが作り上げた変圧器であるテスラコイルを使い船の周りを包む特徴的な磁場を消滅させれば、敵のレーダーに反応しない、いわゆるステルス性能を持つことが出来ると考えられた。
そしてその実験はペンシルバニア州フィラデルフィアの海上において決行され、その稀に見る大規模実験には駆逐艦エルドリッジが使用された。
テスラコイルのスイッチを入れた直後、実験に携わった物理学者をはじめとする専門家達の予想通り、テスラコイルを積んだ駆逐艦エルドリッジはレーダー上からその姿を消した。
レーダーに反応しないステルス性能が実証され、実験は成功したかと思われたがその直後、駆逐艦エルドリッジの船体を緑色の発光体が強い光を放ちながら包み込み、やがてそれは船体を覆い隠した。
発光体越しに見える船体はぼやけて見えたが、間もなくすると船体の姿は見えなくなり、そして発光体もろともその姿を消してしまったのである。
フィラデルフィアから姿を消した駆逐艦エルドリッジは、いわゆる瞬間移動をして2500キロ以上も離れたバージニア州ノーフォークまで飛ばされてしまった。
当時そこにいた専門家たちは誰も予期しなかった現象に驚き、困惑した。
そしてこの事件の不可思議な点はこれだけではない。
この実験の後に帰還した駆逐艦エルドリッジであったが、その船内を調べるとおよそ信じられない光景がそこにはあった。
瞬間移動をしたエルドリッジの船内にいた乗組員たちの証言によれば『突然体が発火した』、『突然体が凍結し冷凍化した』、『船体に体が吸い込まれ、壁と一体化した』、『身体が壁に溶け込んだ』といった驚くべきことを話した。
この実験により多数の乗組員たちが犠牲になったとされているが、生き残った乗組員たちも精神に異常をきたしたという。
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