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童話・浦島太郎の恐ろしい話

      2016/09/24

日本昔話や童話として日本では知らない人はいないくらい有名な浦島太郎。

昔話は伝説や逸話といういかにも信じがたいような内容が描かれているが、この浦島太郎もそのうちの一つだ。

あなたが知っている浦島太郎の話はどのようなものだろうか?

おそらく、『いじめられていた亀を助けた浦島はその亀にお礼として竜宮城に連れて行ってもらい、その手土産の玉手箱を帰宅後に開けてみるとたちまちおじいさんになってしまった。』という話だろう。

これだけでも十分疑問点というか、不思議な点が多い話だが、実はこの浦島太郎の話には恐ろしい解釈が存在するのだ。

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世にも恐ろしい浦島太郎

むかし太郎という男がいた。

この太郎は女遊びの激しい性格で、毎晩毎晩、遊郭などに行って飲み歩き夜の街を楽しむのが日課だった。

ある日、いつもの様に街をさまよっていると一人の女性が数人の男に絡まれているではないか。

太郎は女性を助けた。

その女性はお亀という名の女性で、数人の男たちから身を守ってくれた太郎にお礼がしたいといい、町のはずれにある竜宮城という場所に連れて行ってもらえることになった。

お亀によればこの竜宮城で召使として働いているという。

竜宮城はとてつもなく大きく、中に入ると今まで見たことの内容な装飾品や贅の数々が目にはいってきた。

お亀に案内されるがまま、太郎は部屋に入る。

お礼として食事などが振舞われ、太郎は緊張しながらもその食事を口にした。

そこにお亀が寄ってきて、キセルのような(今でいうタバコ)ものを差し出した。

『太郎さん。これ吸ったことありますか?』

お亀が聞くと太郎は無いと答えたので、お亀の勧めもあり吸ってみた。

するとたちまち辺りは華やかな世界に包まれた。

お亀しかいなかったはずの女性も数人に増え、太郎は女性に囲まれながら楽しく酒を飲んだ。

太郎はやみつきになり、それを吸わずにはいられなくなった。

しかし、実はその女性たちは幻覚であり、竜宮城に存在していた女性たちは見るも絶えないような醜い女性たちばかりであった。

太郎はその女性の子供を産ませるためだけの道具に過ぎなかったのだ。

長い間竜宮城に監禁されていた太郎はやせ細り、すっかりおじいさんの様になってしまった。

太郎の帰宅が許され、その手土産として玉手箱を持たされた。

家に帰り、親も家もなくなり、周囲は自分の知らない光景が広がる。

それを見た太郎は絶望感に打ちひしがれ、手土産に貰った玉手箱を開けてみる。

するとそこには竜宮城で吸ったキセルのような吸う道具が入っていた。

太郎は慌てて吸った。

すると辺りの風景は一変し、幻覚を見た太郎は気がおかしくなってしまい、崖から足を滑らして海に転落してしまう。

浦島太郎の真実

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この話は本でも出版された本当は怖い童話にも載っていた。

上の中で出てくる太郎が吸ったものはアヘンとも言われている。

いづれにしても、人間に幻覚作用をきたすいまでいう覚醒剤のようなものだったと思われる。

太郎はその幻覚作用のある麻薬のようなものを吸わされ、女性の良い道具として使われてしまったという話。

こじ付けの様にも感じるが、煙が出てきてたちまちおじいさんになってしまうとか、海の中にある竜宮城にいったというよりは現実味のある話だろう。

逆に現実味がありすぎて怖いと思うのだが、あなたはどう考えるだろうか?

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