人間の感情に関する不思議・ストックホルム症候群
2015/07/09
ストックホルム症候群というのを聞いたことがあるだろうか。
精神医学界には不思議な病(症状)がいくつもありこのストックホルム症候群もその一つである。
ストックホルム症候群とは一般的に、人質事件などを起こした犯人と被害者(人質)との間に生じる好意的な感情の変化を言うようだ。
人質に囚われた被害者と加害者。
常識では好意的感情など持つとは考えられないが、医学的研究によれば閉塞的空間に長時間被害者と犯人のみで立てこもった結果、犯人がこの事件を起こさなければいけなくなった経緯やその感情に同調してしまうのだそう。
その犯人を可愛相だとか、犯人の考えに納得してしまい犯人に好意を抱いた段階がストックホルム症候群である。
外の世界との接触が絶たれた中ではこのような精神状態になってしまうようなのだ。
スポンサーリンク
そして驚くべきなのはその好意の度合いで、人質事件の被害者と犯人が人質事件がきっかけで結婚するという人がいたというから驚きである。
その事件こそこのストックホルム症候群の名前の由来ともなっている1973年に起こったストックホルムでの銀行強盗人質立てこもり事件である。
この事件で人質となった被害者の一人の女性は犯人に好意を抱き、事件の最中にも警察の妨害をしたり事件後には犯人逮捕に非協力的な発言をした。
そしてその後この被害者と犯人は結婚するに至った。
このストックホルム症候群を象徴する代表的なものに、1974年に起きたパトリシア・ハースト事件やエリザベス・スマート事件などがある。
あなたにオススメの記事
スポンサーリンク
関連記事
-
-
巌流島の決闘と小次郎の祟り
小次郎の謎と巌流島の祟り 佐々木小次郎と言えば細川藩の剣術指南役であり巧みな刀の …
-
-
陰陽師・安倍清明の呪術や呪文伝説は実話なのか
陰陽師・安倍清明… 彼はその出生や死没などを始め両親や血筋に至るまで数多くの謎が …
-
-
昭和を震撼させた一家殺害事件
1946年(昭和21年)3月、昭和を震撼させる一つの事件が起こった。 片岡仁左衛 …
-
-
死ぬまで仮面をつけ続けた囚人の謎
その男は1669年から1703年、実に34年間、牢獄の中で捕われて死亡した。 不 …
-
-
公式記録に残る超能力者・長南年恵
裁判で公式認定された超能力者・長南年恵 長南年恵は1863年(文久3年) に現在 …
-
-
実在した?浦島太郎と竜宮城伝説
浦島太郎を知らない人はいないだろう。 子供のころ、お伽噺としてよく語られるこの浦 …
-
-
日本犯罪史上最多の被害者を出した津山事件の真相
岡山県苫田郡西加茂村大字行重(現・津山市加茂町行重)の貝尾は自然の多いのどかな集 …
-
-
怪事件・フィラデルフィア計画とテレポーテーション
今なお解明されぬ瞬間移動・テレポーテーション 瞬間移動やテレポーテーションと言っ …
-
-
歴史に残る凶悪事件マンソンファミリー
1960年代末から70年代のはじめにかけてアメリカ・カルフォルニアで凄惨な事件が …
-
-
頭部を失ってもなお生きたニワトリ
アメリカコロラド州で農家を営むロイド・オルセン家での話である。 1945年9月1 …
- PREV
- 多くの議論を呼ぶナポレオンの死の謎
- NEXT
- パラレルワールド




