あなたの好奇心を擽る世界ミステリー集

あなたの好奇心を擽るミステリー集

天狗が書いた?謎の巻物

      2015/05/03

「天狗の詫び状」と言われる判読不能の巻物がある。

万治元年(1658年)の頃、天城山中の柏峠に天狗が出没し、往来の旅人を悩ませていた。

豪力無双できこえた時の佛現寺住職日安上人は天狗を懲らしめるため単身柏峠に赴き、天狗の鼻を両手でつかんで捻りあげれば、天狗はたまらず一巻の巻物を置いて以後その姿を現すことはなかったという。

そこで、天狗の書いて残した詫び状であろうということになり、佛現寺の什宝として今日まで伝えられることとなった。

178行、2900余字の難解不読の詫び状は現在まで一字たりとも解読されておらず、神代文字説や霊界文字説、はたまた密教教典説まで飛び出し興味は尽きない。

「天狗の髭」 佛現寺ゆかりの人物が所蔵していたが、天狗の祟りを恐れて「天狗の詫び状」のある佛現寺に寄進されたもの。

この髭には「オン・アビラ・ウンケン・ソワカ」との呪文が記された書き付けが伴せて伝えられている。 この呪文は「髭占い」の呪文で、天狗の髭を前にこれを3回唱え、髭の根本が動けば凶、先が動けば吉であるという。

なお一般公開はされていない。

(wikipedia引用)

スポンサーリンク

寺の住職が天狗討伐の祈祷をした際に空から降ってきたそうだ。

また、どっかの国の言葉なら、例えば日本語ならある程度の長さの文章を書けば当然ひらがなや漢字の重複が起こるはずであるが不思議なことにこの巻物には文字の重複がひとつたりとも無いらしい。

現在も保管され、実在しているこの巻物の謎が解明される日は来るのであろうか。

これは色々な憶測を生んでいるが、そもそもこれは誰かが書いたいたずらなのではないかという説もある。

しかし、実際に写真を見ればお分かりいただけるであろうが(著作権の関係上掲載しておりません。ご覧になりたい方は検索していただければ出てきます。申し訳ありません。)いたずらにしてはかなり精巧な作りであるし、なんというか紙の質とか文字の形とか、雰囲気的にいたずらではないような印象を受ける。

この巻物は佛現寺というお寺の宝にもなっているようなので、ちゃんとした歴史があるのでしょう。

スポンサーリンク

 - ミステリー一覧, 世界の不思議な現象・事件

  関連記事

no image
100年間腐らない不思議な水の謎・100年水

石川県能登半島にある珠洲岬はパワースポットとして有名で、聖域と呼ばれている。 こ …

no image
何気ない行動が引き起こした恐ろしい事態

何でもないような日常の遊びの中で、おこった非常に恐ろしい事件があった・・・ 世界 …

サンジェルマン伯爵

18世紀のヨーロッパに不老不死など数多くの伝説を持ったサンジェルマン伯爵という1 …

no image
ノアの方舟

ノアの方舟は多くの方が聞いたことがあるだろう。 ノアの方舟の伝説はユダヤ教、キリ …

no image
敬虔なキリスト教徒に現れる謎の傷 聖痕現象

聖痕現象とは何らかの理由で人体に突然現れる傷の事で、一般的にキリストが十字架に磔 …

千里眼事件 御船千鶴子

御船千鶴子とは明治生まれの女性で、数々の予言を的中させたとされる人物である。 超 …

オレゴンの渦

アメリカ・オレゴン州にオレゴンの渦(オレゴンヴォーテクス)と呼ばれる場所がある。 …

no image
世界中で起きるポルターガイスト現象の謎

ポルターガイスト現象といえば、手も触れていないのにもかかわらず、身の回りのものが …

no image
実在した?浦島太郎と竜宮城伝説

浦島太郎を知らない人はいないだろう。 子供のころ、お伽噺としてよく語られるこの浦 …

no image
人間の感情に関する不思議・ストックホルム症候群

ストックホルム症候群というのを聞いたことがあるだろうか。 精神医学界には不思議な …