孤島にある灯台の謎
2015/05/03
バハマ諸島の近くにあるグレート・イサク・キーという島をご存じだろうか。
この島には1859年に高さ46メートルの灯台が建てられた。
この灯台こそがグレート・イサク・キー島を有名にさせた事件の大元である。
この島の灯台は近くを通る貿易船のために重宝されていたものだったが1969年にある事件が起こった。
島の灯台守の二人が忽然と姿を消したのである。
50年近くたった今でもこの二人の消息は不明のままである。
スポンサーリンク
元々この二人以外の人間はこの島にはいなかったため現在、この島は無人島となり古ぼけた灯台だけがそびえたっている。
さまざまな憶測を呼んでいるが現在でもなにも手掛かりがないのは実に不可解な事件だろう。
これは比較的最近の事件でもあることから公式的な記録としても残っている。
当時から地元では有名な事件であったようなので島から抜け出したとしてもすぐに見つかっただろう。
ところでこの島には地元である言い伝えがある。
1800年代後半、この島の沖合で難破した船から一人の幼児が流れ着いたという。
それからというもの、満月の夜になるとこの島では幼児の母親と思われる女の鳴き声が響き渡るそうだ。
まさかこの夜な夜な聞こえる女性の声が関係してる・・・?なんていうことは考えにくいが、この近くはハリケーンがしばしば発生する地帯であり、このハリケーンが影響しているという説がある。
しかし、ハリケーンと言っても島には小屋があるから避難できただろう。
竜巻大国のアメリカなど平地が多い場所では車や家すらも飛ばしてしまうような突風が吹くことがあるが、もしこの島に同じような規模のハリケーンが来たとしたら小屋もろとも飛ばされているはずである。
それなのに小屋は無傷のまま残っている。
また、この島はかの有名なバミューダトライアングルのそばにあるようでこれが影響したとする説もある。
この場合、二人は島を抜け出してバミューダトライアングルに差し掛かったところで海に沈んだということなのであろうか。
だとしたらこの二人が島を抜け出した理由は?
そもそもバミューダトライアングルの力の存在さえ微妙なものであるが・・・
あなたにオススメの記事
スポンサーリンク
関連記事
-
地図上に存在しない都市
世界各国にある隠匿された都市 広大な国土をもつロシアだが、その中には地図上に存在 …
-
歴史に残る凶悪事件マンソンファミリー
1960年代末から70年代のはじめにかけてアメリカ・カルフォルニアで凄惨な事件が …
-
天狗が書いた?謎の巻物
「天狗の詫び状」と言われる判読不能の巻物がある。 万治元年(1658年)の頃、天 …
-
陰陽師・安倍清明の呪術や呪文伝説は実話なのか
陰陽師・安倍清明… 彼はその出生や死没などを始め両親や血筋に至るまで数多くの謎が …
-
魔の三角地帯『バミューダトライアングルの謎』
『魔の三角地帯』通称バミューダトライアングルを聞いたことはあるだろうか? これは …
-
古代核戦争説
一般的に人類の文明はメソポタミア、インダス、黄河、エジプト文明の四大文明に起源を …
-
公式記録に残る超能力者・長南年恵
裁判で公式認定された超能力者・長南年恵 長南年恵は1863年(文久3年) に現在 …
-
【マレーシア航空機失踪】日本近海にあるドラゴントライアングルの真相
マレーシア航空370便が行方不明になってから、早3年半が経過した。その行方を巡っ …
-
サンジェルマン伯爵
18世紀のヨーロッパに不老不死など数多くの伝説を持ったサンジェルマン伯爵という1 …
-
未確認飛行物体は実在する?マンテル大尉事件
1948年1月8日。アメリカ空軍所属の戦闘機ノースアメリカンP-51が墜落すると …
- PREV
- 天狗が書いた?謎の巻物
- NEXT
- ツングースカ大爆発