ツングースカ大爆発
2015/05/03
強烈な空振(air burst) が発生し、半径約30キロメートルにわたって森林が炎上し、約2,150平方キロメートルの範囲の樹木がなぎ倒された。1,000キロメートル離れた家の窓ガラスも割れたという。破壊力はTNT火薬にして10-15メガトンと考えられている。爆発によって生じたキノコ雲は数百キロメートル離れた場所からも観測できた。イルクーツクでは、衝撃による地震が観測されたという。爆発地点では地球表面にはほとんど存在しない元素のイリジウムが検出されている。
巨大な爆発であったが、近くに村落が無かったため、死者は報告されていない。一時、死者1名と報告されていたが、誤報であることが明らかになっている。ただし非常に僻地であるため、発見されなかった犠牲者がいた可能性はある。
(wikipedia引用)
スポンサーリンク
TNT(トリニトロトルエン)はダイナマイトなどの原料として使用される化学物質ですが、TNT火薬にして10~15メガトンというのは第二次世界大戦中に広島に落とされた原子爆弾のおよそ2000倍という凄まじい威力です。
近くに住居などがもしあったら間違いなく木端微塵で跡形もないでしょう。
その当時の爆発の威力を示す証言として、現場から約1000キロメートル離れた家の窓ガラスが割れたという話もあるくらいだ。
問題はこの爆発の原因だが、様々な憶測は行きかっているものの現在も解決されていないようである。
爆発地点周辺では地球上にほとんど存在しないイリジウムが検出されたことから、小惑星などの隕石が衝突するという説が有力であるが爆発後に飛散するはずである隕石片などが周辺から全く見つからない点などから仮説にとどまっている。
また世界中の科学者によってガス噴出説やブラックホール説などが挙げられているが、そのどれもが確証性に欠けるものである。
世界中の学者の現地調査にもかかわらず現在も爆発原因が謎というこの事件ですが、個人的な意見としては隕石説が有力だと思っています。
ある科学者の現地聞き込み調査によると爆発直前に火球が降り注ぐのが見えたという意見もあるくらいですから恐らく隕石なのでしょう。
ただこれだけの爆発なのである程度大きい隕石が衝突したはずなのに破片が全く見つからないというのはやはり不思議ですが。
あなたにオススメの記事
スポンサーリンク
関連記事
-
-
縄文人は優れた航海技術を持った海洋民族だった?
バヌアツ共和国で出土した縄文土器 縄文時代は今から約1万6000年前から約300 …
-
-
死ぬまで仮面をつけ続けた囚人の謎
その男は1669年から1703年、実に34年間、牢獄の中で捕われて死亡した。 不 …
-
-
古代核戦争説
一般的に人類の文明はメソポタミア、インダス、黄河、エジプト文明の四大文明に起源を …
-
-
世界各地から発見されるオーパーツの謎
オーパーツとはその時代には存在しえない、時代にそぐわない物を言い英語の『out …
-
-
数百年燃え続ける火災の謎
アメリカペンシルバニア州の町セントラリアで1962年、大規模な坑内火災が発生した …
-
-
かの有名なファラオ=ツタンカーメン王の遺体から見る様々な謎と歴史的背景
黄金のマスクとしてもかの有名なツタンカーメン王であるが、彼には多くの謎が今なお語 …
-
-
生物学的に説明のつかない男性妊娠の真実
生物学的に男性が妊娠することなど可能なのか? 普通に考えればありえない事で、生物 …
-
-
ドイツで起きた謎の子供大量失踪事件
1284年、ドイツのハーメルンで子供が集団疾走するという奇怪な事件が起きた。 そ …
-
-
実在した?浦島太郎と竜宮城伝説
浦島太郎を知らない人はいないだろう。 子供のころ、お伽噺としてよく語られるこの浦 …
-
-
100年間腐らない不思議な水の謎・100年水
石川県能登半島にある珠洲岬はパワースポットとして有名で、聖域と呼ばれている。 こ …
- PREV
- 孤島にある灯台の謎
- NEXT
- 公式記録に残る超能力者・長南年恵